閉店ギリギリまでいるお客さんは迷惑?
こんにちは!
今日は世の中のある風習を変えるための制度を提案します。
初めに断っておきますが、僕自身飲食店でのアルバイト経験があります。
これ以降の話はお客さん目線ではなく、飲食店で働くいちスタッフの立場で書かれていると思ってください。
迷惑なお客さんとは?
学生時代のアルバイトなどで飲食店での就労経験がある人も多いかと思います。
皆さんの思う迷惑なお客さんはどんな人ですか?
僕も友人との会話の中でたまにこの話題が出ます。
その時によく聞くのが
「閉店時間ギリギリまでいるお客さん」です。
(内心ドキッとした方!安心して読み進めてください笑)
その理由としては…
「そのお客さんのせいでシメの作業ができず、早く帰れない」
とのことです。
お客さんは悪くない!
共感する人も多いかと思いますが、僕はその考えに疑問を感じます。
例えば、0時閉店のお店だったらお店側として0時までお店が開いていると謳っているわけですからその時間まではサービスを提供し続ける義務があります。
それにも関わらず、店員の極めて個人的な都合でお客さんを迷惑な人扱いするのは違うと思います。
(初めに言ったように僕は店員の立場で言っています!お客様神様論者ではありません!!笑)
それでもなお、お客さんが間違っていると主張するのであればお客さんに
「もう帰ってください」と直接言えばいい。
直接言えないようなことならば明らかにそういった考えに至る店員が間違っているのです。
迷惑だなと“思っている”だけならいいじゃん!と反論されそうですが、その思いは必ず態度に出ます!!!
実際に僕が飲食店でアルバイトしていた時も、お店全体の雰囲気として閉店時間ギリギリまでいるお客さんを迷惑扱いしていました。
僕はその風潮が本当に嫌で、お客さんに対して非常に申し訳ない気持ちでした。
早く帰ることはあくまでもお客さん側の気遣いであって、店員はむしろそれに感謝しなくてはいけません。
そんなことも理解せずにお客さんをただ迷惑がるのは筋違いです。
仕方ない面もある…
しかし、そうは言ってもやはり心のどこかで「早く帰ってほしいな」と思ってしまうのは仕方のない面もあります。
そのお客さんさえ帰ってくれれば、早上がりできるのは事実ですから…。
新制度
そこで閉店間際であっても、店員が無理せずお客さんを大切にするためにはどうすればいいのでしょうか?
お店の制度自体を変える必要があると考えます。
具体的には、お客さんがいなくなっても定時までは帰れないことにしてしまうのはどうでしょうか?
(とてもシンプルな方法ですが笑)
お客さんがいてもいなくても店員には関係ないわけですから、閉店間際であってもお客さんが変なプレッシャーを感じる必要はもうありません。
極端な言い方をするならば、店員はお客さんに無関心になります!笑
デメリットも
お客さんがいないのに店を早く閉められないのは経費の無駄であると感じるかもしれません。
しかし、現状は閉店間際の店に入りにくい雰囲気があります。
上記のような制度があるお店ではそれを大々的にアピールすることでお客さんは
「今入っても迷惑じゃないんだ!」
と考え、閉店間際の駆け込み需要(?笑)が望めます!
それによって、ただ無駄に店を開けておくという状況は避けれるのでないでしょうか?
時給に差をつける
それでもなおお客さんが0の日は出てきてしまいます。
それならば、L.O.後のルールとして
・お客さんがいれば通常の時給
・お客さんがいなければ時給ダウン
と取り決めてしまえば人件費は抑えることができます!
さらに、店員側もお客さんがいないとだた低い時給で待機させられてしまうので
「一人でもお客さんを入れよう!」
「閉店間際までいてくれるお客さんはありがたい!」
と考えるようになります。
そうすればwin-winの関係になるのではないでしょうか!
まとめ
閉店間際であっても営業時間内であることに変わりはありません。
お店にはサービスを提供し続ける義務があります。
しかしながら全ての店員がそのことを意識して接客をすることができないのも事実なのでお店を経営している側が、win-winの関係になるようにシステムの変更を検討する必要もあると感じます。
店員の方もお客さんも気持ち良く過ごせるようになるといいですね。