190cmの反抗

世の中の現状に抵抗して生きる190cmの大学生

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インスタで劣等感を感じる人へ〜映画を見ている感覚で〜

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近年何かと話題になるSNS。

そのSNSに神経を擦り減らし疲弊してしまっている人も多いのではないでしょうか。

(僕もそのうちの1人かもしれませんが…笑)

今日は数あるSNSの中でもInstagramについて話していきます!

Instagramとは?

Instagramとは、写真共有アプリケーションで俗に「インスタ」と呼ばれているSNSの一種です。

2017年には『インスタ映え』という言葉が新語・流行語大賞年間大賞に選定されるなどして話題となりました。

 

華やかなSNS

みなさんも生活の中で様々なSNSを愛用していると思いますが、Instagramは特に華やかなイメージです。

近年新たに加わったストーリーという機能では、ユーザーのリアルタイムの状況を主に動画を通して見ることができます。

通常の投稿は実際に旅行などに行った数日後に投稿する人も多いようで、リアルタイムという感じではありません。

特にストーリー機能では、自分が家に1人でいるときなどに見てしまうと友人らのとても楽しそうなリアルな雰囲気が伝わってしまうため劣等感のようなものを感じることもあることでしょう。

 

キラキラが集まる場所 

しかし、そのように落ち込む必要は全くありません!!

というのも、SNSには自分の自信のあるものしか載せません。

つまりInstagramとは「みんなのキラキラが集まる場所」なのです!!

裏を返せば「みんなのキラキラを見る場所」がInstagramです!

Instagramを見る上では、どんなキラキラがあるんだろうか?くらいの軽い気持ちでいるべきです。

 

映画と同じ構造

これは映画と似ています。

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映画に出てくる登場人物は誰もが魅力的であり、見ているだけで憧れを抱くことでしょう。 

しかしそれは、登場人物のキラキラした面しか見ていないためです。

彼らも陰では泥臭く苦労しているに違いありません!

当然約2時間の映画の中でそのようなシーンを全て見せることはできないためカットされ、見栄えの良いシーンのみ入れられているのです。

 

映画と“私”の決定的な違い

なぜ映画の中の生活はあんなにも華やかで魅力的なのに、僕たちの普段の生活はそうじゃないのか?という疑問に対する一つの答えが今回のトピックと重なります。

 

その答えは「主人公の生活が不連続であるから」だと思っています。

 

 先ほどから書いているように“キラキラした部分のみ集めている”ということにもかぶってきますが、映画というのはとにかく無駄を省きます。

わかりやすい例を出してみます。

ある日の朝、家での優雅な朝食の様子が描写されたとしましょう。

映画では次のシーンで主人公はすでに会社に出勤し、バリバリ働いています。

 

私たちは努力次第で“優雅な朝”を送ることもできますし、“仕事のできる人物”になることもできます。

しかし、ここに映画と私たちの決定的な違いがあるのです。

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それは…

主人公は移動しなくていい!

ということです。

 

映画では、今朝ご飯を食べていたと思ったら次のシーンにはもう会社にいます!笑

映画の主人公は泥臭く移動する姿を見せなくていいのです。

しかし、当然ながら僕たちは家から会社に行こうと思ったら移動しなくてはいけません。(当たり前すぎて書いていて笑っちゃいました。笑)

 

つまり、私たちはパートパートで映画のような生活を送ることができても完全に映画の主人公のような生活を送ることは不可能なのです!

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インスタってこういうもの

同じことがインスタでも言えます。

インスタでは醜い部分は隠していますが、実生活の中ではその部分は嫌でも目に入ってきます。その時点でインスタのような華やかな要素のみの生活を送ることは不可能なのです。

 

すなわち、僕たちがインスタを通して本当にすべきは友人の生活と自分の生活を比べることではなく、自分の生活をよりよくするためのヒントを得ることです。

 

投稿者の華やかな部分のみを見ているのですから羨ましく思えて当然です。

そのほんの一部でさえも羨ましく思えないのであれば、その投稿者の生活には全く輝く部分がないということになるので、それでは逆にその人がかわいそうです。笑

 

あるべき姿

映画の主人公が華やかな生活をしているからといって劣等感を感じる人はほとんどいません。それに対してはどちらかというと憧れの方を強く抱くのではないでしょうか。

 

「私もあんな生活を送りたい」

「この習慣を取り入れてみようかな」

「この料理を食べてみたいな」

などなど…

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インスタを見たときも同じような反応をすればいいのです。

友人という近い間柄だから嫉妬してしまうという気持ちはわかりますが、その“近い”という感覚を嫉妬に向けるのではなく

友達がこんな生活を送れているなら私にもできるはずだ!

と思考転換してみると気分が一気に明るくなるはずです。

そうやってお互いに“いい部分”を生活に取り入れあっていくことでお互いの生活がもっと豊かになっていくのではないでしょうか。

 

連続的な映画を観たい

ところで、話は少しズレるのですが個人的には

主人公の“綺麗じゃない部分”を集めた映画

があれば見てみたいなとずっと思っています。

 

あれだけ華やかに見えていた主人公が実は影で大変な思いをしていた!など、今までの映画の構成では描かれてこなかった影の部分にあえて注目していく作品があればすごく面白そうだなと思いました!

 

このようになるべく等身大で描かれる作品であれば、より親近感を持てるかもしれません。

 

最後に

SNSで心身共に疲れ切った生活を送るか、それを自分の人生をより良くするためのツールとして使うことができるか。

それは全てあなたの考え方ひとつです!

より豊かな生活を送るために、もう一度SNSに対する姿勢を見直してみる必要があるのではないでしょうか…。

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