知らずに違反している?横断歩道に関する大切なルール
こんにちは!
190cmの反抗(@hankou_190)(Twitterアカウント)です!
あなたは横断歩道についてのルールをしっかりと覚えて実践していますか??
人の命にも関わる大切なものですので、意外と忘れている決まりを確認していきましょう。
横断歩道で歩行者が飛び出してきて「危ない!」と思った経験はありませんか?
中にはそんな歩行者に対してクラクションを鳴らしてブチ切れてるドライバーもいます(笑)
しかし、基本的に僕は横断歩道ではノンストップです!(なんの宣言笑)
「はい???」と思った方!
しっかりと説明します!!
歩行者優先の原則
道路交通法には次のように書かれています。
(道路交通法第三章第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」より)
すなわち車には歩行者が横断しているときはもちろん、横断しようとしているときでさえも停止する義務があるのです。
よく警察の方が横断歩道付近で取り締まりをしていますが、横断歩道を渡ろうとしている歩行者を無視してしまうと横断歩行者等妨害で捕まります。
にも関わらず横断歩道で止まらない車が多すぎます!!!
おそらく多くのドライバーはその法律を覚えてすらいないのです。
そこで僕は、ドライバーにそのルールを思い出してもらうという意味も込めて横断歩道では歩行者としては絶対に止まりません!!!
(友人らには「危ないからやめろ」とよく注意を受けます笑)
横断歩道のない場所では?
横断歩道のない場所を渡っている歩行者に出会うこともあることでしょう。
僕もあれは危ないので迷惑だとは思っています。
しかし、道路交通法では…
第三十八条の二 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。
(道路交通法第三章第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」より)
ここでもやはり車には停止義務があります。
横断歩道付近でないとなると歩行者にもそこまで気を張っておらず、スピードもそこそこ出ているため歩行者が出てくるとかなり危ないです。
しかし、歩行者が一旦渡り始めてしまったらそれを妨害してはいけません。
そういった事態も想定してスピードの出し過ぎには注意しなくてはなりません。
しかし、これには横断歩道の場合と大きな違いがあります!
それは…
『渡ろうとしている歩行者には適応されない』ということです!!
横断歩道では“渡ろうとしている歩行者”に対しても停止義務が課せられていますが、横断歩道のないところに関しては、実際に渡っている歩行者のみに対して停止義務があります。
つまり、渡り始める前は車優先で、いざ渡り始めてしまうと歩行者優先になるのです。
さらに、いかなる理由があろうと歩行者に対してクラクションを鳴らすことは禁止されています。一旦道路を渡り始めたら歩行者の勝ちです。イラっとする気持ちを抑え、静かに止まりましょう。(笑)
右左右
小学校などでは、横断歩道では一旦停止して車が来ていないことを確認してから渡るように指導します。
このように子供の頃から横断歩道は歩行者が止まらなければならないと教え込まれているために、いざ車を運転するようになっても歩行者が止まることが当然であると考えてしまうのです。
本来、歩行者は横断歩道では止まる必要はありません。
「横断歩道は歩行者が絶対的に優先なので止まらずに進みましょう。もし車が止まりそうになかったら避けましょう」
と教えた方がいいのではないでしょうか。
そこまで言ってしまうのは少し乱暴かもしれませんが、本来のルールを教えることなしに上辺の振る舞いだけ教えてしまうのは良くありません。
正しい決まりを理解した上で、自分の安全のために行動を選択していくのが本当にあるべき姿です。
まとめ
やはり、横断歩道で止まらないドライバーが多いのは残念ながら事実です。
そのため歩行者が止まらなければ事故につながってしまう可能性があります。
本記事を読んでも、「事故に遭いたくないから、いくら歩行者優先とは言えど私は止まる!」と考える方の選択は正しいと思います。
先述したように
『ルールを理解した上で行動を選択していく』ことが必要です。
しかしあまりにも歩行者を無視するドライバーが多すぎると感じるため、僕はこれからも横断歩道では(轢かれない程度に笑)ノンストップで進んで行こうと思います!
自分が正しいと思い込んで歩行者を邪魔者扱いするドライバーに対するせめてもの反抗です!!(笑)
この記事が少しでもドライバーの皆さんの意識変化に携わることができればこの上ない喜びです。
一緒に安全運転に努めましょう!